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書誌情報
タイトル |
モルブス・アウストリアクス オーストリア文学をめぐる16章
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著者名 |
前田 佳一/編
|
著者名ヨミ |
マエダ ケイイチ |
出版者 |
法政大学出版局
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出版年月 |
2023.5 |
内容紹介 |
消滅したかつての帝国をも含む神話への深い執着と愛憎「モルブス・アウストリアクス(オーストリア病)」。「ニーベルンゲンの歌」からベルンハルトまで、この「病い」が駆動させるアクチュアリティを問う。 |
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在庫情報
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No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
請求記号 |
配架場所 |
貸出可否 |
状態 |
貸出
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1 |
中央 | 0150456515 | 図書一般 | 940/マ/ | 保存書庫 | | 在庫 |
○ |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
タイトルコード |
1000011300396 |
書誌種別 |
図書 |
著者名 |
前田 佳一/編
|
出版者 |
法政大学出版局
|
出版年月 |
2023.5 |
ページ数 |
6,428,2p |
大きさ |
22cm |
ISBN |
4-588-49521-2 |
タイトル |
モルブス・アウストリアクス オーストリア文学をめぐる16章 |
タイトルヨミ |
モルブス アウストリアクス オーストリア ブンガク オ メグル ジュウロクショウ |
内容紹介 |
消滅したかつての帝国をも含む神話への深い執着と愛憎「モルブス・アウストリアクス(オーストリア病)」。「ニーベルンゲンの歌」からベルンハルトまで、この「病い」が駆動させるアクチュアリティを問う。 |
著者紹介 |
東京大学大学院人文社会系研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。お茶の水女子大学基幹研究院准教授。専攻は近現代ドイツ文学、オーストリア文学。編著に「固有名の詩学」など。 |
件名 |
オーストリア文学
|
目次
内容細目
-
1 モルブス・アウストリアクスあるいはオーストリア文学の過去と未来の間
1-30
-
前田 佳一/著
-
2 「ドイツ」国民叙事詩?
オーストリア文学史叙述における『ニーベルンゲンの歌』
33-55
-
山本 潤/著
-
3 「全的人間」による共同体の創造
ホーフマンスタール『国民の精神的空間としての書物』とディルタイの精神科学
56-76
-
石橋 奈智/著
-
4 「この時代」の文化批判
ムージルの「カカーニエン」とアウストロ・ファシズム
77-95
-
桂 元嗣/著
-
5 この小さな国-偶然にも私の故国
シュテファン・ツヴァイク『昨日の世界』における「故郷」としてのオーストリア
96-116
-
杉山 有紀子/著
-
6 『聖霊降臨節の牧歌』から『聖霊降臨節の旅』へ
K・H・ヴァッガールにおける第二次世界大戦中/戦後の「故郷」理念の変化
117-136
-
杉山 有紀子/著
-
7 ナチスの桂冠詩人か、言語芸術の革新者か
ヨーゼフ・ヴァインヘーバーの戦後オーストリア文学における立ち位置
137-162
-
日名 淳裕/著
-
8 敷居に立つニーベルンゲン
マックス・メルによる二部作『ニーベルンク族の災厄』
163-186
-
山本 潤/著
-
9 アイヒンガー、アイゼンライヒ、ドーデラー
不信の詩学あるいは「オーストリア的なるもの」の象徴化と神話化
189-217
-
前田 佳一/著
-
10 インゲボルク・バッハマンと戦後ウィーン
218-239
-
前田 佳一/著
-
11 「オーストリア的なるもの」の緩慢なる自殺あるいは損傷した物語
ゲアハルト・フリッチュの長編『石の上の苔』と『ファッシング』について
240-266
-
前田 佳一/著
-
12 「けっしてひとりではない」場所
ミロ・ドールにおける故郷と自伝的語り
267-289
-
桂 元嗣/著
-
13 腐食する現在、拓かれる過去
イルゼ・アイヒンガーの詩における「錆」の主題
290-312
-
日名 淳裕/著
-
14 トーマス・ベルンハルト『地上でそして地獄で』における反復される「私」
詩「顔たちの日」と「九篇の聖歌」を例として
313-350
-
日名 淳裕/著
-
15 革命とフラグメント
初期ベルンハルトの中編小説
351-380
-
金 志成/著
-
16 ローベルト・ヴァルザー『散歩』とトーマス・ベルンハルト『行く』
二つの歩行する散文の分岐点
381-403
-
葛西 敬之/著
-
17 自伝が生まれる時
メタフィクションとしてのトーマス・ベルンハルト『推敲』について
404-428
-
飯島 雄太郎/著
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